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2023年度(冬)日本人研究者交流会を開催しました

1 日時  2024年1月27日(土)午後1時00分~午後7時00分

2 場所  DAVID BROWER CENTER

JSPSサンフランシスコ研究連絡センター主催の日本人研究者交流会が1月27日に開催されました。

この交流会は、米国で活躍する日本人研究者の分野を超えた交流を促進し、情報交換や友好を深めることを通じて、研究活動を充実させることを目的としています。今年は当センター設立20周年記念として開催され、米国でPIとして活躍する研究者、客員研究員、大学教職員、ポスドク、大学院生、大学生、企業研究者など、約102名が参加しました。

基調講演では、まず初めに松本洋一郎顧問(外務省外務大臣科学技術顧問)に「日本再活性化のための科学技術外交戦略」と題してご講演いただきました。日本の科学技術の現状、課題、取り組みについてご説明いただき、質疑応答では今後の日本の科学技術に関する意見交換が行われました。

次に、菅谷拓生先生(スタンフォード大学経営大学院准教授)に「ライフステージの変化、経済学の変遷と研究者の適応」と題して、米国アカデミアでのご自身のキャリアや研究について参加者との質疑応答を交えながらご講演いただきました。非専門家でも楽しめるお話に参加者からは、「経済学研究への解像度が上がった」「非常に興味深いお話だった」との声が寄せられました。

また、今回の交流会では基調講演に加えて、参加者によるフラッシュトークやポスターセッションが初めて開催されました。初めての試みでしたが、異分野の研究者同士の交流が広がり、有意義な企画となりました。

最後には、JSPSの事業説明とベイエリアの日本人研究者コミュニティ3団体の紹介が行われました。

交流会終了後には、懇親会が開催され、研究者同士の意見交換やネットワーク構築が行われました。

数年ぶりの対面のみでの開催でしたが、皆様のご協力もあり、100名を超える活気ある交流会となりました。
来年度も、当センターでは日本人研究者交流会を開催する予定です。詳細は決定次第、HP等でお知らせします。ますます多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

松本顧問による基調講演松本洋一郎顧問による基調講演

菅谷先生による基調講演菅谷拓生先生による基調講演

ポスターセッションポスターセッション

集合写真集合写真

 懇親会懇親会