今年度の「在米大学職員研究会」を下記の日程で開催することになりましたので、ご案内いたします。
この会は、例年、研修等で米国大学に派遣されている大学職員の皆様のスタッフデベロップメント(SD)の一環として、2009年から毎年度開催している研修プログラムです。当研究連絡センターが所在するカリフォルニア州は、州のマスタープランに基づき、UC(カリフォルニア大学)、CSU(カリフォルニア州立大学)、CCC(コミュニティカレッジ)という三層にわたる公立高等教育を提供し、その三層をスタンフォード大学を始めとする私立大学が取り巻くという特徴的な高等教育制度で、世界的にも高い研究成果を挙げています。そのような背景を踏まえ、当研究連絡センターは、「Academia Oriented」な活動を幅広く展開しており、「在米大学職員研究会」は大学の国際化を目指す大学職員のSDとして実施しているものです。
研修等で米国の大学に滞在する大学職員であれば、国公私の別、米国や日本の大学の所属部署、職位、米国滞在期間等に関わらずどなたでも参加可能です。奮ってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○日時等
日時:2023年11月8日(水)10:00-16:00(カリフォルニア時間)
場所:日本学術振興会サンフランシスコ研究連絡センター内 会議室
(Suite 250, The Promenade, 1936 University Avenue, Berkeley, CA 94704)
また、11月9日(木)(終日)に、UCバークレーでのキャンパスツアーが実施されますので、ご都合の合う方は併せてぜひご参加ください。
UCバークレー職員による経験の共有、質疑応答の時間も設ける予定です。
○参加対象者:北米滞在中の大学職員
※大学職員であれば、国公私、所属部署、職位、米国滞在期間等に関わらず参加可能です。
○使用言語:日本語及び英語(一部)
○会の趣旨と内容:
本研修は、米国滞在中の大学職員の意識向上や動機付け、日本に帰国後のモチベーション向上等につなげていくことを目的として実施しているものです。本年度は参加者の皆様に今後の米国での研修期間を有意義に過ごしていただくことを目的とし、以下の内容で実施する予定です。
・講師による米国での勤務経験等についての共有及び質疑応答
・米国での研修に関する意見交換
・グループディスカッション 等
○講師(下記の他数名を予定):
1日目
Koichiro Aoshima 氏
Assistant Director, International Student Services & Outreach, Office of International Programs,
San Francisco State University
主なご担当業務:留学生サービス(正規留学生の相談・指導等)及びリクルート(留学生のリクルート戦略、米国内外の大学フェア・留学セミナー、日本の提携校(ダブルディグリー及びアーティキュレーション)の窓口等)
ダニガン・吉田直子 氏
グローバル企業&財団プログラムディレクター
IIE・Institute Of International Education
1919年に設立された米国最大規模を誇る国際教育非営利団体IIEで2000年より勤務。Adobe, Sony Music Group などの企業を始め、アメリカ政府や外国政府の人材育成や奨学金プログラムを企画し、世界55か国以上の学生と専門家をグローバルチームと共にサポートする。
2日目
Christopher Reed 氏
Global Engagement Coordinator, Global Engagement Office, University of California, Berkeley
前JSPSサンフランシスコ研究連絡センター Liaison Officer
○旅費支援について
米国内の研修先(滞在先)から本会にご参加いただく方には、往復航空運賃に限り、$150を上限に支援いたします。(※研修先等から本研究会参加にかかる旅費が支給される場合は、当センターの旅費支給対象になりませんのでご了承ください。)
○参加申込み:
参加をご希望の場合は、以下のフォームへ必要事項をご入力ください。
ご回答締切は2023年10月25日(水)(PDT)とさせていただきます。
https://forms.gle/jtu8qesXkU3GLpVm7
○問い合わせ先:
ご不明な点がございましたら、下記連絡先までお気軽にご連絡ください。
独立行政法人日本学術振興会 サンフランシスコ研究連絡センター(担当:田邊)
Phone: 510-665-1890
E-mail: sfo-info@overseas.jsps.go.jp