ホーム » お知らせ » JSPS日本人研究者交流会 2022年度冬を開催しました

  

JSPS日本人研究者交流会 2022年度冬を開催しました

1 日時  2023年2月4日(土)午後2時00分~午後6時30分

2 場所  DAVID BROWER CENTER The Goldman Theater (ハイブリッド開催)

JSPSサンフランシスコ研究連絡センターでは、2月4日に日本人研究者交流会2022年度冬を開催しました。

本交流会は、米国において活躍されている日本人研究者の方々の分野を越えた交流を促進し、情報交換や友好を深めていくことを通じて、研究活動をより一層充実させていただくことを目的に開催しております。交流会には米国でPIとして活躍されている研究者、客員研究員、大学教職員、ポスドク、大学院学生、企業研究者など総勢約73名の方にご参加いただきました。

会の冒頭では、JSPS Bridge Award (http://jspsusa.org/wp/bridgeaward/)の授賞式を執り行いました。JSPS Bridge Awardは、アメリカにおける大学等の研究機関に所属し優れた研究活動を行っている日本人研究者の日本への一時帰国を支援し、日米の国際研究協力を推進するとともに、国際的な研究環境で活躍する若手研究者の育成を促進することを目的に、JSPSワシントン・サンフランシスコの両研究連絡センター共同事業として創設されたものです。今年度は、小林 伸彦 先生(Professor, Baskin School of Engineering, Electrical and Computer, University of California Santa Cruz) 、加藤 宝光 先生(Associate Professor, Department of Environmental & Radiological Health Sciences, Colorado State University) が受賞しました。授賞式では、当センターの中別府 雄作センター長から受賞者に賞状・記念品が授与され、続いて小林先生、加藤先生によるプレゼンテーションが行われました。

基調講演では、筒井 清輝 先生(Professor, Department of Sociology, Stanford University)をお迎えし「米国アカデミアでの四半世紀」と題してご講演いただきました。4半世紀にわたる米国アカデミアでのご自身のキャリアについて、そしてご自身の研究についてご紹介いただきました。来場者からは「研究者として米国で定職を得るまでのお話が伺えた」、「研究の話がとてもわかりやすくて面白かった、学生への指導方法についても、とても参考になった」といった声が寄せられました。講演後には質疑応答も活発になされ、盛況のうちに講演会は終了しました。

続く懇親会は、研究者の研究分野を超えた意見交換、交流、ネットワークづくりの場として、実り多い会となりました。対面では、3年振りの開催となり、参加者からも喜びの声をいただきました。

来年度もJSPS日本人研究者交流会を対面の場合はベイエリアで開催を予定しております。開催方法等詳細については、決定次第HP等でお知らせいたします。

より多くの皆様のご参加をお待ちしております。

(Bridge Award授賞式)小林 伸彦 先生への賞状授与

 

(Bridge Award授賞式)加藤 宝光 先生への記念品授与

 

(Bridge Award授賞式)授与者との集合写真

 

(小林 伸彦 先生による研究紹介)

 

(加藤 宝光先生による研究紹介)

 

(筒井 清輝先生による基調講演)

 

(質疑応答の様子)

 

(集合写真)