日時 2026年2月7日(土)午後1時00分~午後7時30分
場所 DAVID BROWER CENTER
JSPSサンフランシスコ研究連絡センター主催の「2025年度(冬)日本人研究者交流会」を2月7日に開催いたしました。
本交流会は、米国で活躍する日本人研究者の分野を超えた交流を促進し、情報交換や友好を深めることを通じて、研究活動を充実させることを目的としています。米国でPIとして活躍する研究者、客員研究員、大学教職員、ポスドク、大学院生、大学生、企業研究者など、162名が参加しました。
中別府センター長による開会挨拶、JSPS事業紹介の後、ポスター発表者によるフラッシュトークやポスターセッションを実施しました。同プログラムでは異分野の研究者同士の交流が広がり、有意義な企画となりました。ポスターセッション終了後にベイエリアの日本人研究者コミュニティ等の紹介を行いました。
講演では、はじめに内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官の井上諭一様より、「日本の研究システム刷新の提案~第 7 期科学技術・イノベーション基本計画の策定」と題してご講演いただきました。参加者からは、「非常に具体的な課題意識を聞けたのがとても印象に残った。」「現時点で政府が実現できていること、できていないことがクリアになった。」といったご意見が寄せられました。
また、その後の基調講演①では、松本洋一郎先生(外務大臣科学技術顧問)に「科学技術外交とその推進」と題してご講演いただきました。日本の科学技術政策、科学技術外交、国際頭脳循環の現状と課題等ついて、さらにPI Map取組の目的から現状についても説明いただきました。その後の質疑応答では今後の日本の科学技術等に関する意見交換が行われました。
基調講演②では、山中伸弥先生(京都大学 iPS 細胞研究所 名誉所長・教授、京都大学 iPS 細胞研究財団 理事長、米国グラッドストーン研究所 上席研究員)に「「iPS 細胞はいかに作られたか」と題して、ご自身のキャリアや研究について参加者との質疑応答を交えながらご講演いただきました。非専門家でも楽しめる講演内容に、参加者からは、「大変興味深いお話を聞けた」「軽妙かつ励まさられる内容で素晴らしかった」等の感想が寄せられました。
最後に、講演者の3名をパネリストとしてお迎えし、「日本と海外の研究環境のギャップ」「政策の理想と現場の現実のギャップ」「需要と供給(人材育成・待遇・受け皿)のギャップ」をテーマにパネルディスカッションを実施し、最後はパネリストから参加者へのメッセージをいただきました。
交流会終了後には、懇親会が開催され、研究者同士の意見交換やネットワーク構築が行われました。
多くの方のご支援により、最終的に参加者が160名を超える活気のある交流会となりました。
来年度も、当センターでは日本人研究者交流会を開催する予定です。詳細は決定次第、ウェブサイト等でお知らせします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

開会挨拶をする中別府センター長

ポスターセッションの様子

井上内閣府統括官による講演

松本外務大臣科学技術顧問による基調講演

山中先生による基調講演

パネルディスカッションの様子

懇親会の様子(大槻総領事挨拶)

参加者集合写真